No.33 小さいお店は宝です。
こんにちは。
twitterを始めたはいいものの、果たしてこれが伊勢のいい印象になっているのが非常に心配でございます。
さて、皆さんは日常の文房具が突然必要になったことはありませんか?
最近ではコンビニ、ドラッグストア、スーパーも、どこでもたいてい文房具を置いているものです。
しかしですね。
この文房具と言うシロモノは人によってはこだわりの必須器具だったりするわけです。
「シャーペンの芯はBじゃないと」とか、言う場合もあれば、「ボールペンは三菱のジェットストリームに決まってるじゃん!」とかね。
あるいは、ダブルクリップでも一番小さいサイズとか…
そんなのは文房具屋さんにしかないんですヨ。
じゃあ、皆さんの家の近くに文房具屋さんありますか?
最近どんどんなくなってますよね。文房具屋さん。
河崎にはあるんですねー。
中野紙店。
ここはお父さんとお母さんと娘さんと、3人で切り盛りしている町の文房具屋さん。
そして、スゴイのが
「結構なんでもある!」
でね、七夕の季節になると、ちゃんと飾りが作れるような紙製品があったり、
夏にはなんと花火までバラ売りしてくれてるんです!
ちょっとしたときにちょっと欲しい文房具が気軽に買いに行けるので、
私は息子に「アンタもな、なんか文房具あらへんようになったら中野で買わなアカンのやで」
と、言ってあります。
だって、やっぱりお店がなくなったら困るモン。
娘さんの結婚の時には、
「もしかしてお嫁に行っちゃったら中野紙店なくなっちゃうんやろか~…」
と、勝手にマジメに心配しました。
でも、ちゃんとお店を手伝ってくれる旦那さんが来てくれたのでラッキーです。
私は非常に嬉しいです。
今は、もちろん、安いものを探してネットで注文したらすぐに届く時代。
でも、モノを買うってのは値段だけじゃないなあ、と思うのです。
お店へ行って、ちょっとお話して、お金を払って、「ありがとう」と、言ってもらえる。
その感覚がネットだと「ポチッ」だけで終わりでしょ。
店へ行く道に小さい花が咲いてるし、猫が日向ぼっこしてるし、子供が泣いてるのが聞こえるし、お昼の干物を焼くニオイがしてくるし、途中で近所のオバちゃんに会ったら小松菜を分けてくれるしさ。
そんなの、机の上に座って「ポチッ」では味わえない豊かな感覚なんだなあ、と思うんですね。
そういう意味では近所の小さなお店って町の財産なんだと思いますよ。
だから、みんなちゃんと地元のお店で買い物してくださいね!
場所は河崎の星出旅館を入ってスグ。