河崎だより 伊勢市観光協会ブログ

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No.43 大槌のお茶碗@neo Umeda

   

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河崎にある古民家をリノベーションしたスペース

neo Umeda -ネオ・ウメダ-

ウメダは、地元の雑誌「NAGI-36 <2009春号>特集:趣味空間のある家」で取り上げられたものの、今まで極々稀にしか開いてませんでした。

オーナーである中谷タケシさんは画家であり、最近では自身がデザインしたクッキー「サトナカ」のパッケージが、デザイン系出版社 PIE BOOKS の「More シンプルグラフィックス」に収録されたり、最近では河崎の珠家で音楽系イベント「EPS」にも関わったりと、ビジュアルとデザインを中心に伊勢を発信しています。

そのタケシさんのエッセンスが集約された空間が 「neo Umeda」 が、開いております。

しかも!結構開いてます!(笑

建物自体がすでにタケシワールドなのはもちろんですが、この連休中は

■ 「彷徨える日本人」

という催しもやっています。カンタンに言うとお茶会のようなものです。

詳しくは以下

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3月には何か催しをと考えていた矢先の東日本大震災、被災された方々に、お悔やみお見舞いを申し上げます。
被災地から離れているとは言え、皆さんもこころ落ち着かない春をお過ごしだと思います。
何かそんな気持ちを落ち着かせる場を持ってみようと
考えました。GWに静かな一時を過ごしにお立ち寄りください。

■ 今回の趣向は「独服・どくふく」ウメダ風に設えられた空間で、訪れた方がご自分で点前してお茶を召し上がりください。
  亭主は僕、中谷。そしてヘルプは、ネオ・ウメダ安全委員会のヒロガキ・トモタカ、松田卓也、中田真澄くんたちが務めます。

2011年 5月1日 〜 8日まで開催。営業時間は、10:00 - 16:00。

会費300円(お抹茶、菓子、記念品付き)館内見学のみの場合は無料、観光で伊勢にお越しの方、またそうでない方も歓迎。

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CA5RVUC3ここで使われる茶器は、前回も書いた月の魚のマスミくんが、実家、岩手県の大槌町から持ち帰ったものを使っています。

鉄瓶はまるまる1日海水に浸かっていたせいか、これで沸かしたお湯を飲むとほのかに磯の香りが!

これには本当に驚きました。

そして、これが同じく瓦礫の中から持ってきたお茶碗です。

「独服」とは、自分で立てて飲むお抹茶だそうで、私も頂いてきました。

リノベーションしたこの古い家で、ほんの少しでも日本のことを考えるキッカケになるひとときでした。
連休中、人ごみの多い行楽地へ行くのもいいかも知れませんが、こういうゆっくりした時間を楽しめるのは河崎ならではだなあ、と思うのでした。

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