河崎だより 伊勢市観光協会ブログ

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No.85 新!近鉄伊勢市駅

      2014/06/23

60年ぶりに伊勢市駅が新しくなりました!

ご存知の方も多いとは思いますが、伊勢市駅にはJR東海と近鉄が乗り入れています。そして、外宮に向いているのがJRでそっちを「表」とするならば、近鉄は「裏」ということになります。ご存知の方も多いと思いますが、伊勢市駅からすぐのところに宇治山田という駅があって(旅の人が「意味分からん」というくらい近い)
これがまた立派な駅舎。

なのでそっちを際立たせるためか、どうなのか近鉄伊勢市駅はなんつーかオマケみたいな、観光というよりは「地域の人の駅」って感じの地味な駅でした。

そこが、この遷宮を機に一新ということで、早速取材してまいりましたヨ!!
何しろ60年ぶりです。出雲の遷宮並みです。

近鉄伊勢市駅

沢山の取材陣

テレビの取材も沢山来ていました。
ここでは記念の入場券を販売しています。
鉄道マニアには嬉しい品?

記念入場券

記念入場券

序幕を待っている看板。
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ジャジャーン!!
序幕後に現れた「伊勢市駅」の看板。

この駅舎は5年前から計画されていたらしく、エレベーターの設置、車椅子用スロープを作ったり

車椅子用のスロープ

車椅子用のスロープ

トイレを新しくしたり。少しづつキレイになっていました。
そして最終的に駅舎に着工したのが昨年の11月だと言いますから、半年以上をかけて作られたワケなんです。
今日の記念式典には地元吹上町の木遣りも唄われました。
太く張りのある声の勇壮な木遣りです。

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駅舎工事の監督、奥野さんと今回の式典で本木遣りを披露した河俣さん

駅舎工事の監督、奥野さんと今回の式典で本木遣りを披露した河俣さん(寝てるやん…)

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この駅舎の特徴は3つ。

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1、駅前に屋根つきの広場を作った。

朝夕の混雑時には雨の日など傘をさしたり畳んだりもままならないくらいの狭さだった。見送りの人も入れなくくらいの狭さ。
だから、これは本当に嬉しいですね!

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2、民芸調でもない、神宮風でもない、周囲の景色に調和する駅舎。

建て替えともなると、張り切っちゃってけったいな建物になる例は沢山あります。でも、この伊勢市駅は品のある建物。過度に観光寄りになっていない自然さは地元民にとって好感度大!毎日使う人にとっては奇をてらった過剰なデザインよりも自然なデザインのほうが安らぎますよね。

3、神宮さんに背を向けていない

外宮、内宮さんに対して蓋をすることがあってはならん、ということで、外宮、内宮のある方向に対して開いているもしくはガラス張りの駅舎となっています。こういうところがさすが、伊勢の駅舎だなあ、と嬉しくなりますね。

そんな新しくなった伊勢市駅、さらに地元に親しまれ、旅人の玄関口としての役割を果たしていくでしょう。

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