内宮前だより 伊勢市観光協会

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宇治のオススメスポット!猿田彦神社

      2014/06/23

今回ご紹介するオススメスポットは、「みちひらきの神」猿田彦神社です。
せっかく宇治方面にきたのなら、ぜひ内宮だけでなく、猿田彦さんにも寄ってもらいたいのです(^^)

01正面
写真は雨の日に撮ってしまったのでぼんやりですが、雰囲気がものすごく素敵な神社なんです。

内宮方面へバスでお越しの方は「猿田彦神社前」で降りると目の前です。
でっかい猿田彦神社の看板があるので見逃しはしないと思います。
看板と第二駐車場
もし車でお越しの場合は第二駐車場(30分まで無料、祈祷などしない場合は、以降有料)に停めて参拝してください(路上駐車は駄目ですよ!)

さて、「天孫降臨」の神話をしっている方は説明不要かも知れませんが、猿田彦さんをご存じない方へ、ちょっと由来を説明しましょう。

猿田彦神社は、その名のとおり「猿田彦大神」を御祭神とする神社なのですが、「みちひらき」の神様として伊勢内外で知られている神様です。

内宮さんの御祭神「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」のお孫さん「瓊々杵尊(ニニギノミコト)」が「高天原」から地上に降りてきた時に天八衢(アメノヤチマタ)で待ち迎えて啓行(みちひらき)をされて高千穂(今の宮崎・熊本周辺)へと導いたということです。

石碑
・・・・・

・・・

・・え?難しい?

そうですよね〜(^^;

平たくゆうと、天の神様の住む世界(高天原)からニニギノミコトがこの世界に降りてくる時、最もけわしい「天八衢」まで出向いてお迎えし、「高千穂」という地域までご案内したのが「猿田彦大神」なんですね。

猿田彦大神は国の行く手などを示し、良い方へ導いてくれる神様であり、小さい意味合いでは道の守り神として人の行先を良い方へ導いてくれる神様として敬まれ、愛されている神様なんです。
ちなみに、大神の御裔(みすえ)の大田命(おおたのみこと)は倭姫命が神宮鎮座の地を求めて諸国を巡歴されたときに、猿田彦大神と同じく先導し、伊勢の神宮の創建に尽くされたということです。

善い方向へ導いてくれると信じられている猿田彦さんは、伊勢市内外で広く愛されていて、伊勢市内を走る車をよくみてもらうと、オレンジ色の「猿田彦神社」のカーステッカーを貼っている方が多いのに気がつくと思います。交通安全を祈願して、車のおはらいをしにくる方が多いんです。

交通安全のおはらい
もちろん、交通安全以外も毎年5月5日には豊作を願って「御田祭」が行われたりしていて、建築、方除け、災難除け、開運、事業発展、五穀豊穣、大漁満足など、さまざまな願いを受けられている神様です。

さて、固い話が続いてしまったんですが、猿田彦神社が地元で愛されている理由に地元行事への理解が深いっていう理由が挙げられます。

参拝休憩所に眠っているお神輿・・・
お神輿

このお神輿は写真では分かりにくいかもしれませんが、どれらいでかいので、百貫神輿と呼ばれており、毎年10月17日に宇治おまつり青年会が神社からお借りしてまちを練り歩いて活躍しています。そうとう重いです。

また、和を好む男女からは結婚式のスポットとしても活用されてます。
和の結婚式って素敵やないですか?
運が良ければ新しい夫婦の門出をみることもできるかもしれません。その時はあたたかく一緒にお祝いしてあげてくださいね。

そう!最後になりましたが、ぜひ佐瑠女神社も参拝してください。猿田彦神社入口右側に祀られています。
佐瑠女神社
佐瑠女神社解説
御祭神は「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」で、美女の代表とも言われている神様です。
神話「天の岩戸」で「天照大御神」が岩に隠れた時に岩戸の目の前で舞踊して盛り上げまくっていた、あの神様です。

ご縁をお願いしたいなぁなんて思っている方でしたら、縁結びの神様としても知られてきていますので、オススメですよ。
というわけで、今回はかなり固い内容になりましたが、再び宇治青年団@RYOからお届けしました〜!

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