御白石
このブログをご覧のみなさんであれば、おそらくご存知ですよね?
「式年遷宮」(社殿を造り替え、神宝なども新調され、もちろん御神体も遷る20年に一度の大行事)を。
平成18、19年には、この式年遷宮のために必要となる御用材の一部を外宮・内宮に曳き入れる「御木曳行事」が盛大に執り行われました。
この時期はもう、街全体がお祭りの雰囲気に溢れている時期でした。
なぜそんなに盛り上がるかというと、式年遷宮に関わる行事はたくさんあるんですけど、自分達が関わることができることはあまりないからなんです。
ある意味神宮さんと繋がりをもてる、数少ない絶好のチャンス!ということもあり、誇りと責任感をもって執り行う大きな行事でした。
そして、もうすぐそこまできている「平成25年」には、「御白石持行事」と呼ばれる行事が控えています。
これは、神宮さんの正殿が新しく建つ御敷地に敷く「お白石」を「御木曳行事」の時と同じように伊勢の人々が奉献するという行事です。
「御白石持行事」に関わることは、「御木曳行事」と同様に伊勢の人間にとって大きな楽しみと目標でもあります。
伊勢の各地域では平成25年の「御白石持行事」に向けての準備を進めていくことになりますが、平成25年までには、まだ少し時間もありますので、準備具合もさまざまです。
そのような状況の中、今回、写真でご紹介するのは、おはらいまち通り沿いに飾り付けされている「お白石」の様子です。
これは宇治奉献団さんが準備して始めている「お白石」の一部を飾り付けしてお披露目いただいているものです。
このような記事を見ていない方からすると、「なんで石が大事そうに置いてあるの?」と思われるでしょうね。
しかし、この記事を見ていただいた皆さんには、ぜひおはらい町どおりを通った際には、発見してもらい、一緒にいるお友達などに「御白石持行事」のことを語ってもらいたいものです(^0^)
これから、平成25年に向けて着々と伊勢の各地で御白石持行事に向けての機運が高まり、また街全体が祭りの雰囲気になってくると思います。
これからの伊勢はさらに要チェックですよ!