本格的な夏を前に
お子さん達が楽しみな、夏休みも近づいてきました!
そんな夏といえば、やはりお祭りなどにぎやかなイベント盛りだくさんですよね。
今月、伊勢では花火大会が伊勢市宮川河畔(度会橋上流)で行われます。
場所は、宇治とは関係ないんですが、この日には浴衣の方がたくさん宇治のまちを歩いているので、花火大会の日は個人的にテンションあがります(笑)。
〔花火大会詳細〕
「全国花火サミット開催記念 第58回 伊勢神宮奉納全国花火大会」
日時:平成22年7月17日(土)の午後7時25分〜9時15分〔予定〕
※大雨・強風・増水時は 18日(日)、19日(祝)に順次延期。
(3日とも開催できない場合は、9月11日(土)、12日(日)に順延)
ご存知のとおり、宇治のおはらい町では、お伊勢さん特有の切妻・入母屋・妻入り様式の町並みが軒を連ねています。
そのまちの中を和服で歩いていただくと、やはり、なかなか乙なもんだと思うのですが、いかがでしょうね?
さて、そんな浴衣の話題に絡んで、宇治のお祭り行事を一つ紹介します。
それは「教院さん」と呼ばれている、小さなお祭りです。
正直、観光向けのイベントというわけではなく、小さなお子さんを楽しませることを主目的にしているお祭りなんですが、地元にとっては愛着のあるお祭りです。
かつては、夏の始まりの時期に行われていたため、このお祭りから子供達は浴衣をはじめて着るという、夕涼み初めの祭りとしても親しまれていました。
「教院さん」と称されているのは、明治のはじめ頃、この町に『神宮教院』という神宮さんのことなどを学ぶ機関が設置されていたことをきっかけとしています。
毎年6月17日(※日時は諸説あり)に神宮教院の先生が子供たちを集めて神様の話をし、子供が集まるから露天が出るようになったのが始まりといわれています。
いつしか、子供達に神様のお話をするような機会はなくなっていきましたが、露天の出るイベントは残っていきました。しかし、15年程前には、そのイベントも途切れてしまいました。
そんな中、かつて子供の頃楽しんだ宇治の若者有志が5年ほど前に「教院さんを復活したいね!」っと立ち上がって規模は小さいながらも復活させたのが今の「教院さん」です。
今の教院さんの実施場所は、NPO法人五十鈴塾さんの建物の一部をお借りしたり、慶光院さんの駐車場をお借りして、映画上映や飲食販売、和物のゲームを教えたり紙芝居をしたりしています。
今年も若者中心に6月26日(土)に開催すべく、準備を進めてきました。
が・・・・
当日はあいにくの雨(><)
残念ながら中止となりました。
昨年も雨天中止なので2年連続の中止で残念無念です。
今年の中止の挨拶でまちに挨拶回りをしていると、『子供達、昨日から天気予報に釘付けだったよ』とか『浴衣着たいってうるさいのよ』とかいう声をかけていただきました。
継続していると、期待してくれる子供達も増えてくれるんですね(^^)
みなさんの町でも、昔あったけど、今は休憩しているお祭りやイベントありませんか?
もし、休憩中のお祭りなどあれば、復活させてみるのもいいかもですよ!
では、皆様の今年の夏もたくさんの浴衣でのお越しをお待ちしていますね。
あ、そうそう!追加情報です。
今、社会実験で、津〜伊勢間の高速道路無料となっています。
通り沿いの商品も冷たいものが増えてきてますし。
平日でぶらっと遊びにいこうと考えている方にはちょっと朗報ですよ!