伊勢地方の注連縄の話
いきなりですが、新しい年のために注連縄を購入する人も多いかと思います。
おかげ横丁では、今なら常夜灯(正面にある大きな灯籠)の向かって右側にある建物に入っていただくと様々な大きさの注連縄が販売されています。
注連縄に真ん中についてる札(笑門とかです。)にもいくつか種類がありますが、中でも伊勢地方らしい注連縄の札と言えばやっぱり、「蘇民将来子孫家門(そみんしょうらいしそんけのもん)」です。
その昔、天照大神の弟のスサノヲノミコトが一夜の宿を探していると、蘇民将来と言う人が貧しいながらも家に招き、心のこもったおもてなしをしてくれました。
次の日、出発する前にスサノヲノミコトは蘇民将来にとても感謝をし、「蘇民将来子孫家門」の護符をつけるように教えました。
その護符のおかげで、蘇民将来は疫病や災難から免れたといわれています。
それから、この護符は一年中家の玄関口で悪いことを追い払ってくれますようにの願いを込め、注連縄の木札としてさげられるようになりました。
とても簡単な紹介ですが、詳しいお話は伊勢市観光協会サイトで♪
伊勢には、こんな身近なところでも神話が生きているのです。
年末に伊勢にお越しの際はぜひ、注連縄をチェックしてみてくださいね♪
伊勢市観光協会の注連縄のお話「魔除けの門符」はこちらから→☆