【桜】 旧豊宮崎文庫の、オヤネザクラ☆
今週末の外宮さん前は、4/7の「せんぐう館」開館や、
4/7・8に開催される「せんぐう館開館奉祝伊勢楽市」など、
催し物が盛りだくさんです。
せっかくですから、外宮さん前のほど近く、
宇治浦田へとつづく御木本道路(県道32号線)を
少し行った右手にある史跡「旧豊宮崎文庫」で
お花見はいかがでしょうか?
豊宮崎文庫は、江戸時代初期(1648年)に創設されました。
貝原益軒や大塩平八郎といった学者たちもここを訪れ、
勉強会や講演会が開かれたのだとか。
明治期に火事に遭いましたが、貴重な蔵書(2万冊!)は難を逃れました。
大正12年(1923年)に史跡に指定され、
現在も門と築地塀が残っています。
旧豊宮崎文庫内に「オヤネザクラ(お屋根桜)」という桜の木があります。
名前の由来としては、文庫創設を唱えた外宮権禰宜の出口延佳宅の
屋上に生えていた木を移植したという説と、外宮御正殿の屋根に
自然と根付いていた木を移植したという説があるそうです。
昭和61年に伊勢市の天然記念物に指定され、
平成17年に新設合併されるまでは、
伊勢市の「市の木」に選べれていました。
五べんの白い花びらが特徴です。
爆弾低気圧が過ぎ去ってから一気に花開きました。
普段は敷地内に入ることはできませんが、
4/7(土)・8(日)、14(土)・15(日)には開放され、
文庫の中へ入って桜を見ることができますよ♪
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※ 門・塀の工事、郷土資料館の解体跡は危険なため
ロープが張ってあります。中に入らないようにしましょう。
※ 入場は無料ですが、桜の木や史跡の保護のため
飲食・ゴザやシートの使用・火気の使用はできません。