【神嘗祭】 神服織機殿神社&神麻続機殿神社☆
今回もちょっぴり外宮前を離れまして、
松阪市の「神服織機殿神社」と「神麻続機殿神社」に
やってきました。
(もはや伊勢市内ですらない……)
神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)
神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)
と読みます。
両機殿は内宮さんの所管社です。
年に2回、5月14日と10月14日に
皇大神宮(内宮)と第一別宮の荒祭宮で行われる
「神御衣祭 かんみそさい」において奉られる
「和妙 にぎたえ(絹)」と「荒妙 あらたえ(麻)」を
奉織します。
場所は、(伊勢から行くと)南勢バイパス(23号線)沿いの
イオン明和店を過ぎた左手に、こんもりとした杜が見えます。
そこが神服織機殿神社。
信号を左折すると、看板があるのですぐわかります。
神麻続機殿神社は、そこからもう少し行ったところにあります。
こちらは、神服織機殿神社の機殿「八尋殿 やひろでん」。
和妙を奉織します。左隣にある本殿があります。
和妙の織子さんは女性、荒妙の織子さんは男性が勤めます。
手が荒れてるとうまく糸を扱えないので、指先のケアが大切!
10月1日に、無事に奉織できるように祈る祭
「神御衣奉織始祭 かんみそほうしょくはじめさい」が行われました。
10月13日には、うるわしく織りあがったことを感謝する
「神御衣奉織鎮謝祭 かんみそほうしょくちんしゃさい」が行われ、
祭りの後、御衣を2つの唐櫃に納めて内宮さんまで運びます。
近年でこそ車で運びますが、以前は参宮街道を歩いて内宮さんまで運んだのだとか。
翌14日 12時から、「神御衣祭」が行われます。
こちらの祭典の様子は、参道などから拝観できます☆
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